アイロン接着について

ワッペン裏に施した接着フィルムについて

ワッペン用の接着剤はフィルム状になっており、刺繍をして、カットする前に圧力機を使って高熱・高圧でワッペンの裏に貼り付け加工していますが、どのようにしてワッペンが布地に接着するのかご説明します。
まず、アイロン熱でフィルム状の接着剤が溶けて、液状になります。それから強い圧力をかけることにより、液状の接着剤が逃げ場を失って、繊維の中に溶け込んでいきます。そのあと、冷やすことにより接着剤が固まりワッペンが固定されるわけですが、ワッペンを熱着する上で、一番大事なことはこの圧力です。圧力が弱いと溶けた接着剤が繊維の中に入り込めずに布地の表面にだけ付着しますので、洗濯したあと、剥がれやすくなります。ワッペン用接着剤は、普通のボンドなどとは少し性質が違いますのでご注意ください。

以上のことをご理解いただいた上で、取り付け加工をお願いいたします。

アイロン接着の方法

  1. アイロン台などの平らな台の上にウェア等を置きます。
  2. 貼りたい場所にワッペンを置いて、ハンカチのような薄い布地を当て、スチームアイロンで両手で体重をかけて、10秒くらい強く押さえます。このときアイロン跡をつけないために、アイロンを左右にスライドさせることも大切です。
    ※スチームアイロンが無い場合は、あて布に水を含ませてから、アイロンをかけてください。
  3. ウェアを裏返して、裏側からも同じ要領で、強く押さえます。
  4. 冷えるまで待って、出来上がりです。
    ※冷えた後、ワッペンが剥がれそうでしたら、もう一度上記の作業を行ってください。
    それでもだめな時は、圧力不足か、生地がアイロン接着に不向きかかもしれませんので、縫い付けをお勧めいたします。
    ※ウェア等を焦がさないよう、また火傷にご注意ください。

特に注意していただきたいこと

  • 高熱に弱い商品、防水加工製品、ナイロン系製品には接着しません。
  • 伸び縮みの激しい商品、毛羽立ちの多い製品、合皮レザー・本革製品には縫いつけをお勧めします。
    特に本革に熱を加えますと、変色する恐れがあります。
  • 洗濯後は、完全に乾いてから接着作業をしてください。
  • キャップの前面に貼り付ける場合は、曲面ですので家庭用アイロンでは難しいと思いますので、縫いつけされることをお勧めします。
    当社でもキャップに縫いつけ(別料金)できます。